日野ゆう子の英語コーチング(京都・オンライン) 〜英語上級者のスピーキング力をマンツーマンで養成〜

【海外出張があるのに英語が話せない】話せない人が意識すべきことは?1カ月でなにができる?

Oct 16, 2024

 「突然の海外出張が決まった!TOEICは得意だけど、実際の英会話は自信がない…」

海外出張が決まったものの、英語でのコミュニケーションに自信がないという方も多いでしょう。

この記事では、英語が話せない人が海外出張までに意識すべきこと、そして1カ月でできる具体的な対策について解説します。

 

こんな筆者が解説します

 

スピーキング力養成英語コーチ 日野ゆう子

英語力が高いけれど、英会話に苦手意識がある方のサポートを専門に行っています。

英語講師歴15年、のべ3000人以上を指導。

意図のあるトレーニングでショートカットの英会話力づくりを大切にしています。

かつては英会話がとても苦手なTOEIC講師で、「英語の先生なのに話せない」という悩みを抱えていました。

Versant70/発音指導士/英検1級/TESOL/上級言語コーチ(ヨーロッパ)

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目次

 

 

英会話が苦手な人が意識すべきこととは?正確性より流ちょう性を心がけてみよう!

 

 

英語の会議で、こんなことを身に覚えはありませんか?

  • 質問されても、考えすぎて黙ってしまう
  • 自分の発言があっていたか気になって、相手の発言を聞き逃してしまう
  • 何度も言い直してしまい、会話が前に進まない

 

高い英語力をすでにお持ちの方だからこそ、「自分の発言が正しいのか気になってしまってうまく話せない」、そんな方が多いように感じます。

「正確な英語を話すこと」と、「流ちょうに英語を話すこと」は、どちらかが優位になれば一方が損なわれてしまう、トレードオフの関係にあります。

 

試験英語に慣れている方は、正確性を重視するあまりに流ちょう性が低くなってしまっている場合が多いです。

両方のバランスをとることが大切なので、今「正確な英語を話すこと」に偏っている方は、一度「流ちょうに英語を話すこと」を優先してみることをおすすめします。

 

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<補足>

しっかりした英語を話すために、流ちょう性を伸ばすトレーニングは、英語で話すための力をしっかり作ってから行うことをおすすめします。

英語で話すための力については、こちらを参考にしてください。

オンライン英会話をがんばっても英会話が伸びない理由とは?5つのプロセスを理解して自信を持って話す方法

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流ちょうに話すポイントは、大きくまとめると以下の4つに分類されます。

 

瞬発性:考えすぎずにすぐに話し始める

 

質問をされたらとりあえず答えてみてください。

考えすぎると、どんどん言葉が出てこなくなってしまうので、まずは口に出すことを意識しましょう。

下記で詳しくお知らせしますが、考えこむ前に、まずは主語述語を出してみましょう。

文が作りやすくなります。

 

英語の語順で話す:誰が・何を・情報の付け足し

 

いったん答えたら、英語の語順で情報を付け足す感覚を意識しましょう。

主語→動詞→目的語の順で話し、その後に関係代名詞などを使って修飾します。

この、後から情報を次々と付け足す感覚が身につくと、より多くのことを自然に話せるようになります。

 

流ちょう性:止まらない、言い直さない、スルー力

 

まずは、止まらずに話し続けることを目指しましょう。

完璧な英語でなくても、伝えたいことを最後まで話すことが大切です。

正確性を求め、「間違いは直す」習慣がついている方にとって、小さなミスよりも内容や流ちょう性を優先する習慣をつけることは勇気のいることです。

しかし、トレーニングにおける優先順位を明確にし、狙った習慣を自分のものにしていきましょう。

 

複数の文を言う感覚:一文で終わらない

 

「英語で会話が弾まない」というお悩みをお持ちの方は、一文で話が完結していないか確認してみてください。

何か聞かれたら、

  1. 質問に応答
  2. 情報のつけたし
  3. 相手のことをたずねる

など、英語を話す際には複数の文をつなげて話すことを意識して習慣にしていきましょう。

 

 

海外出張まで1カ月しかない!どんな対策が可能?

 

 

ここまでお読みいただいた方の中には、「そうは言っても海外出張まで時間がない!」という方もいらっしゃるかもしれません。

では次に、海外出張まで1カ月しかない場合、どんな対策が可能かについてご紹介させていただきます。

もちろん日々の積み重ねで得た実力で対応しなければならない部分もありますが、短期間でもしっかりと準備すれば、自信をもって会議に臨むことができますよ。

 

1カ月しかない場合の準備【リスニング編】

 

 

英会話は、相手が言っている内容を理解することからスタートします。

最初に聞こえた相手の言葉が理解できず気になってしまい、いつもなら聞こえるはずのフレーズもわからなかった、ということを多くの英語学習者の方が経験されています。

このようなことを避けるためにも、まずはストレスなく英語を聞き取れることが大切です。

 

リスニング力を上げる 

 

前回の記事でご説明した5つのプロセスのプロセス1【リスニング】聞こえた音から単語や文を認識する」で触れた、音の変化やリズムに慣れ、耐性をつけるトレーニングをします。 

この部分は1カ月集中して取り組むだけでも聞こえ方が変わってきやすい箇所です。

 

ご自身の脳内にある「こう聞こえるべきだ」という想像上の音声と実際に聞こえてくる音声の差がある場合

  • その箇所に違和感を感じる
  • それから先の話を集中して聞けない
  • 大事な内容を聞き逃す

ということが起こります。

 

日本語と英語は、リズムも音の変化のしくみも大きく異なります。

そのため、実は多くの方が、脳内の想像上の音声と実際に聞こえる音の差の問題を抱えていらっしゃいます。

まずはこの差に気づき、なくしていくことを目指しましょう。

 

具体的な練習としては、日本語と英語のリズムの違いや英語の音の変化のパターンを理論上で理解し、繰り返し聞きます。

注意して聞いていると、自分が聞きたい音声と聞こえてくる音に差がある箇所がみつかります。

そこをしっかり丁寧に掘り下げましょう。聞こえた通りにつぶやくのもおすすめです。

意識せずとも処理できる段階まで訓練してください。

 

業界でよく使われる英単語やフレーズを予習する

 

出張先で会議があるのであれば、その会議で出てくると予想できる単語を洗い出します。

日本語で洗い出してそれを英語に翻訳し、繰り返し聞いて頭に入れておきましょう。

聞いた瞬間に意味がイメージできる状態にして、頭に入れておきます。

 

1カ月しかない場合の準備【スピーキング編】

 

 

リスニングの対策ができたら、スピーキングの対策も行いましょう。

 

優先度の高いトピックを洗い出し、対策する

 

出張先でどんな内容の話になるか、何を話すことになるかを想像して、話題になりそうなトピックをブレインストーミングで洗い出します。

それらについて、日本語でまず何を言いたいかをまとめましょう。

日本語が書けたら、それを英文にします。

自分が実際に話しているところを想像しながら、相手に意味を伝えるつもりで何度も練習してください。

口からスムーズに出てくるまで落とし込むことがポイントです。

 

コミュニケーションを円滑にするためのフレーズの取入れ

 

その他、聞き返しや、確認、自分の理解をたずねる表現、あいづちなどが、言いたいこときに考えずにすぐに出てくるように仕上げます。

 

海外出張から帰ってきたら

 

 

この記事では、海外出張まで1カ月しかない場合の対策をご紹介しました。

私の英語コーチングでも、すぐに海外出張にいかなければならない方に対してはこれらのトレーニングをお一人おひとりの状態にあわせて調整しながらとりいれます。

 

ただ、もっと深い話をする、質問や雑談に臨機応変に対応するためには、英語を話す力そのものを伸ばすことが欠かせません。

 

その力の伸ばし方はこちらを参考にしてください。

オンライン英会話をがんばっても英会話が伸びない理由とは?5つのプロセスを理解して自信を持って話す方法

 

出張から帰ってきたら、ぜひ日々の学習を取り入れてくださいね。

  

受講生の方々の変化

 

現在、英会話力づくりをサポートをしている受講生の方々も、これらの理論に基づいたトレーニングを徹底して行っています。

 

受講生の方の変化の例

 

◆Before◆

会議の英語が早すぎて何を言っているのか理解ができない。

内容が分からないので質問をされても答えられず困っていた。

◆After◆

脳内にある音と実際に聞こえてくる音の差が少なくなり、リスニングの負担がかなり減る。

とっさの質問にもその場で返答ができるようになった。

安心感を持って会議に出席できるようになった。

(T・S様・男性・会社員・30代・受講前TOEIC710 )



◆Before◆

英文を読むことは日常的に行っていても、英語を話そうとすると言いたいことが浮かばず、相手を待たせるあせりから「頭がパンク状態」に。

◆After◆

英語が自然に口から出るように変化。

リスニング力も向上し、職場の外国人とも落ち着いて会話ができるようになり仕事がとてもしやすくなった。

(S.N様 京都市・研究者・受講スタートTOEIC760点)

 

このような変化が日常的に起こっています。

 

まとめ

  

この記事では、海外出張があるのに英語が話せないと感じている方々に向け、

  • 英会話コミュニケーションで意識すべきこと
  • 1カ月でできる対策

についてお話しました。

 

海外出張を控えて英語に不安を感じている方も、諦める必要はありません。正しい方法で学習すれば、短い期間でも英語力は確実に向上します。

海外出張が終わったら、ぜひ英会話の基礎力向上にも取り組んでみてくださいね。

 

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プロフィール 日野ゆう子

英語講師歴計14年のべ3000人に指導経験/上級言語コーチ(国際コーチ連盟認定)/TESOL 英検1級/ 発音指導士/Versant スピーキング70/ Global dexterity practitioner(異文化への適応をサポートしています)

私自身はTOEIC講師→英語をスムーズに楽しく話せるまでに約17年かかてしまった為「効率のよさ」に重きをおいています。