日野ゆう子の英語コーチング(京都・オンライン) 〜英語上級者のスピーキング力をマンツーマンで養成〜

英語が完璧でなくてもまわりに「ひとりの大人」として扱ってもらう方法

スピーキング力 Apr 01, 2023

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こんにちは、オンラインと京都で英会話力づくりのサポートを行っている日野ゆう子です。

今日は、「英語で話をしているときに、例えそれが完璧でなくても、周りの人にひとりの大人、社会人として扱ってもらうためにはどうしたらいいか」ということにお話をしていきます。

 

 

 

 

自分が周りより劣っていると思ってしまっていた

 

自分ではこんな内容が伝えたいと頭にあっても、英語になるとそれを思うように伝えることができないことがあります。

 

(この大きな原因は、必要なことを伝えるための現実的なスキルがまだ育っていないということにあります。この解決の方法についてはこちらをご参照くださいね。


言いたいことをうまく伝えることができないと、まるで自分のことを幼い子供のように感じる。

 

もしくは、英語を話せる周りの人は有能で、自分は劣っているような気持ちになってしまう・・そんなお悩みをお持ちではありませんか?

 

本当は、言いたいことが「英語でうまく伝えられない」という一つのつまずきがあるだけなのに、何だか、そのことが自分の能力や人格をすべてに影響しているように錯覚してしまい、自分に自信が持てなくなってしまう。

こうなるととてもつらいですよね。

 

実際、私も英語を学び始めて間もない時は、うまく相手に伝えることができないことも多く、「英語で上手に話せる人が優れていて、自分は話せないからダメ」といったような思想に陥っていたことがあります。

 

ネイティブスピーカーの人は完璧に話せているのに、自分はそれができない。自分のことを無意識に「劣っている・足りない存在」というふうに思うようになってしまっていたのです。

 

今となっては、全く違う方向から物事を見ることができるのですが、当時の私はその思考にとらわれて苦しい気持ちを抱えていました。

 

英語を話すときは「教えてもらう人」という位置付けになってしまった

 

 

 

自分のことを「英語がうまく話せない人」だと思っていると、英語でコミュニケーションをとるときにも自然と「知らなくてごめんなさい」「できなくてごめんなさい」などという会話が増えてしまいます。

自分が劣っているという思いが自然に態度や言葉にも表れてしまうのです。

 

おそらく会話している相手は、私ができるとかできないとかは(私ほどには)気にしていなかったはずです。

でも、こちらが「知らないことを教えてください」「英語が出来なくてごめんなさい」という態度で終始会話が進んでしまうと、相手も会話の中で「英語が出来ない人を助ける」ポジションを取らざるを得なくなってしまいます。


「こっちの単語の方が自然だよ」とか「この発音はこうだよ」など(親切心による)アドバイスが多くなり、結局会話は英語の「レッスン」のようになってしまいます。

 

そして、「ああ、今日も本当に話したいことが、うまく話せなかった・・」とひとり落ち込むことに。

 

「できない人」のセルフイメージに苦しむ

「相手は出来る、自分は出来ない」その状態があたりまえになると、英語を話すときの自分=「何も知らない子ども」のようなセルフイメージが出来上がってしまいます。

 

面倒なことに、一度できたそのイメージは語学のレベル(英語を話すためのスキル)が身についたからと言って、すぐに変化するわけではありません。

 

現実的な英語のスキルが上がっても、「だめな自分のイメージ」に苦しむ人は多いのです。

私自身も、英語で言いたいことは言えるという状態になっていても、「ネイティブスピーカーが偉くて自分はダメだ、足りない」という風に思い続けました。

 

私が英語を話したいと思った大きな動機の一つが、色々な国の人と自由に意見を交換したいということでした。

でも、「自分は英語が相手よりも下手だ・・ダメだ・・」となると、気後れして、自分の気意見を言うどころではなくなってしまう。相手の話にあわせて、その場を問題なく過ごすことで精一杯という状況になってしまいます。

 

 

自分の経験を自分で理解し、認めてあげることが大切

 

 

 

そこからさまざまな転機があって、私はその考え方を変えることができました。

 

考え方を変えるための1番の方法は自分自身が「自分を認める」ということだと思います。

 

おそらく、この記事を見てくださっている方はほとんどが成人されていると思うのですが、みなさんそれぞれ今まで歩んできた人生がありますよね。

 

例えば、私は今40歳半ばなのですが、それまでに歩んできたことや、学んできたこと、経験してきたことがあります。もちろん、みなさんにとっても、それらが同じようにあります。

 

・自分はこういうことをしてきた

・こういうことを経験したことがある

・こういうことが大好きである

 

こういったことを自分でまず整理をして、「結構色々してきたなー」とか「このシュミ大好きなんだよなー」など、自分のことを認めるのです。

 

また、仕事場でのスモールトークであれば

 

・自分がやっているのは何か

・自分にできることは何か

・社会に貢献していることは何か

 

ということをまずは日本語で整理、理解しておきます。

 

そのうえで、「自分はこんなに色々なバックグラウンドがある。相手とうまく話せないのは、自分が劣っているからではなく、英語を話すスキルがまだ育っていないだけ。」ととらえ直しをします。

英語力は変わらなくても、自分のことを認めることで、コミュニケーション時の態度も自然と変わってきます。


実際の英会話に整理を活かす

 

ここからは、整理したことを英会話に活かす現実的なステップです。

先ほど整理したことを、英語で伝えることができるように練習をしておきましょう。

練習をしていると、必要に応じて相手に自分の紹介をすることができるので、「この人にはこういう経験や面白いバックグラウンドがあるんだな」と思ってもらえますし、そう思ってもらうことで、さらに自分に興味を持ってもらうことができます。


英会話力に不安のある方は、同時に、どんな会話にも臨機応変に対応できる力(相手の話を聞き、自分の考えをすぐに英文にして伝える力)をつけておくことをおすすめします。

このことで、あらかじめ練習をした内容だけでなく、突発的な内容にも対応できる「英語を話す力」が身につきます。つけ方はこちらを参考にしてください。

 

 

今回は、英語が完璧じゃなくても、周りの人にひとりの大人として認めてもらって、なおかつ自分自身もことを認めて会話ができるようになる方法お話をしました。

 

冒頭にお知らせしました無料のダウンロード教材に関しては、こういったさまざまな方法についての内容を盛り込んでいけたらと思います。

 

またお知らせをさせていただきますので、ぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

 

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